稲沢市で造園工事・土木工事・剪定するなら株式会社青山

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覚えておくべき植栽の種類5選

Posted on: 2月 9th, 2024 by admin_aoyamazouen No Comments

お庭におすすめの植栽の種類

 

お庭を美しく彩るために欠かせない植栽の種類をご紹介します。植栽は庭の景観や雰囲気を決定づける重要な要素です。適切に選ばれた植栽は季節ごとの美しい変化を楽しませ、庭全体に活気と魅力を与えます。以下は、特におすすめの5つの植栽の種類です。

常緑広葉樹

庭の緑を一年中保つために、常緑広葉樹は欠かせません。落ち葉の掃除も少なくて済む利便性と、一貫して明るい印象を与える特性が魅力です。ただし、冬の寒さや夏の強い日差しには注意が必要です。常緑広葉樹で今人気な種類には、シマトネリコ株立やジョウリョクヤマボウシがあります。

落葉紅葉樹

四季折々の変化を楽しむのに最適なのが、落葉紅葉樹です。新芽、開花、紅葉、そして落葉というサイクルが、庭に季節感をもたらします。住宅エクステリアの植栽には特に重宝され、日本ならではの楽しみ方と言えます。ハナミズキやヤマボウシ株立などが、広く利用されています。

針葉樹

洋風の庭には、一般的にコニファーと呼ばれる常緑針葉樹が用いられます。イングリッシュガーデンやコニファーガーデンなどによく見られ、そのタイプは大・小、立木からグランドカバーまで多岐にわたります。ゴールドクレストやエメラルド、フィリフェラオーレアなどの種類があると、庭の変化を楽しめると思います。

多年草・宿根草

耐寒性多年草と半耐寒性多年草は、庭の四季折々の変化を楽しむのに欠かせない存在です。耐寒性多年草は寒冷地でも冬越し可能で、クリスマスローズやフイリヤブランなどが代表的です。一方、半耐寒性多年草は関東以南で冬越し可能で、春から秋まで庭を楽しませます。これらの植物を組み合わせると、庭は一年中色とりどりの美しい風景に彩られます。

地被類(グランドカバー)

つるで庭の地面を美しく覆い隠すのが地被類です。この植物は、グランドカバーとして広く利用されています。コンクリートの舗装による体感温度の上昇や雑草の生育を防ぎ、庭の美しさを保ちます。アイビーが一般的ですが、ヒメツルソバやシバザクラ、フイリツルニチニチソウなども人気があります。彼らは、庭の足元から涼しさと美しさを演出します。

 

お庭を彩る植栽の役割

お庭には、植栽が与えるさまざまな役割があります。これらの役割を理解することで、より美しい庭を作り上げることができます。

シンボルツリー

一戸建てを購入したら、シンボルツリーの植栽を検討しましょう。シンボルツリーは、住宅の印象を大きく変え、建築と外構の構造物を上手に調和させます。目を引く植物が訪れる人々の心を豊かにし、季節感を感じる落葉樹がおすすめです。これを補うサブツリーとの組み合わせで、寒い季節でも心穏やかな庭を演出します。

サブツリー

広範囲で活用できるオールラウンドな樹木であるムクゲは、お庭にぴったりです。派手さはありませんが、低木や草花と組み合わせることで立体感のある庭や花壇を作ります。シンボルツリーにも使われることがあるため、お好みの樹木を選択できます。

低木

低木は、背丈の低い樹木であり、シンボルツリーやサブツリーを引き立てる役割を果たします。バランスを整えるために、常緑樹や落葉樹の低木を使うことができます。道路沿いや少スペース花壇でも活躍し、庭に手軽な魅力をもたらします。

目隠しツリー

目隠しの樹木は、生垣だけでなく、風通しの良い常緑樹を組み合わせて人気を集めています。中高木を組み合わせることで、変化に富んだ植栽を楽しめます。風が吹くとささやくような優しいイメージが、爽やかな印象を与えます。また、フェンスや構造物に比べて安価に設置できる点も魅力です。

生垣

生け垣は、圧迫感が少なく風通しが良い植物で、目隠しや境界を示すために使用されます。様々な植物を組み合わせることで、個性的なデザインを作り出せます。建物や土地との調和を考慮しながら、植栽を設計することが重要です。

日除け

パーゴラに植物を絡ませることで、日陰を作ることができます。つる性植物は成長が早く、常緑性のものは一年中日陰を提供します。アイビーやハツユキカズラなどのつる性植物や、ツルバラやアケビなどの落葉性植物が選択肢としてあります。

基礎隠し

基礎隠しの植物を植えることで、コンクリートの硬い感じが和らぎ、外見が美しく変化します。基礎の高さに合わせた植物を選ぶことが重要で、湿気を気にする必要はありません。シルバープリペットやベニバナトキワマンサクなど、様々な植物が利用できます。

まとめ

庭におすすめの植栽の種類を紹介しましたが、それだけではなく、植栽が庭を彩る重要な役割も理解することが重要です。シンボルツリーやサブツリーは、庭の特徴を引き立てるだけでなく、季節感を演出し、見る人の心を豊かにします。低木や目隠しツリーは、庭のバランスを整え、プライバシーや風通しを考慮した植栽計画が必要です。日除けの植物や基礎隠しの植物も、庭全体の魅力を高める重要な要素です。庭の植栽は、単なる装飾だけでなく、庭のデザインや機能性に大きな影響を与えます。庭木や植栽の剪定は、青山にお任せください。

植栽の外構工事の費用と効果を解説!

Posted on: 12月 5th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

植栽は、玄関周りや門扉周辺・庭など、家の敷地に植える花や樹木を指す言葉です。四季を感じたり、外構を華やかに彩ったりする目的で植えられるものです。

これから植栽を取り入れたいと考えている方のなかには、費用が気になる方も多いでしょう。この記事では、植栽の外構工事にかかる費用や、植栽の効果について解説します。植栽を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

この記事のおすすめポイント

  • シンボルツリーの外構工事費用の相場は、およそ10万円
  • 庭木の外構工事にかかる費用は、1本あたり1万5,000円から3万円程度
  • 低木の工事にかかる費用相場は、1本あたりおよそ3,000円から5,000円
  • 生垣の外構工事費用の相場は、1平方メートルあたり7,000円から1万円程度
  • グランドカバーの費用相場は、1平方メートルあたり1,500円から3,000円程度
  • 植栽の効果は「見栄えの向上」「目隠しになる」「季節の移り変わりを楽しめる」など

植栽の外構工事にかかる費用

一口に植栽と言っても植物の種類は多彩であり、外構工事にかかる費用は植物によって大きく異なります。種類ごとの費用相場を知っておくと、植栽選びの参考にもなるため、費用相場を種類別にご紹介します。

 

シンボルツリーの外構工事費用

シンボルツリーとは、文字通り家の象徴となる木を指します。建物を引き立たせたり、庭の中心で存在感を放ったりする木などがシンボルツリーです。新築やお子様の誕生などのタイミングで、ご家族の記念樹として植える方も増えています。シンボルツリーに適した植物の種類は数多くありますが、特定の植物を選ぶ決まりはなく、お好みで選んでいただけます。

シンボルツリーの外構工事費用の相場は、およそ10万円です。高さがあるシンボルツリーを選ぶと、相場はこれよりも少し高くなる傾向があります。

おすすめのシンボルツリーに関してはこちらの記事をご覧ください。

 

庭木

庭木とは3m未満の木であり、庭に植える木を指します。ホームセンターなどでも販売されているため、実物を見てからの購入が可能です。鑑賞目的のものだけでなく、目隠しの役割を果たしたり騒音を和らげたりする庭木もあります。庭木の外構工事にかかる費用は、1本あたり1万5,000円から3万円程度が相場です。

 

低木

低木は、庭木よりも低い木を指します。明確な高さの基準はありませんが、一般的に低木と呼ばれているのは高さが1m未満の木です。

低木の工事にかかる費用相場は、1本あたりおよそ3,000円から5,000円です。

 

生垣

生垣は、植物で作る垣根であり、複数本の木を使って作られています。メンテナンスの手間はかかるものの、ブロック塀などの素材で作った垣根に比べ、温かみのある仕上がりになるのが大きな魅力です。

ある程度の高さの生垣であれば、防火・防音・防風などから家を守る効果があると言われています。生垣の外構工事費用の相場は、1平方メートルあたり7,000円から1万円程度です。生垣は、設置後の手入れの手間やランニングコストがかかる点を覚えておきましょう。

 

地面を覆う植栽

グランドカバーとも呼ばれている植栽は、庭全体に施工するため雑草対策に効果的です。踏まれても丈夫な植物が使用され、施工後に大きな手入れの手間もかかりません。土壌の流出防止効果もあるため、庭土の状態に併せて有効的に取り入れると良いでしょう。

グランドカバーの費用相場は、1平方メートルあたり1,500円から3,000円程度です。

外構工事の費用を抑えたい方はこちらをご覧ください。

 

植栽の効果

植栽を設置すると、さまざまな効果が生まれて、生活の質の向上が期待できます。それぞれの効果について、詳しく見ていきましょう。

 

見栄えの向上

植栽を行うことで、家の外構に彩りが加わり、デザイン性が上がります。庭に植栽を入れた場合、庭に奥行きや立体感が生まれ、庭全体が広く見えるようになります。緑を取り入れると、よりおしゃれな雰囲気を演出できて、家全体の見栄えが良くなるのです。

 

木陰ができる

シンボルツリーのような大きな植栽を選ぶと、植えた場所に木陰が生まれて、庭に快適な空間を演出できるのも植栽のメリットです。木陰の下で、お子さんやペットとゆったりくつろぐ時間を設けるのも、家ならではの素敵な過ごし方と言えるでしょう。

植栽は圧迫感を感じず、開放感を確保したまま快適な環境づくりが実現可能です。

 

目隠しになる

目隠しと言うと、目隠しフェンスやブロックなどを想像する方も多いでしょう。生垣のところで紹介したように、植栽も目隠しとして設置できるのです。

目隠しフェンスやブロックでは圧迫感が出てしまいますが、植栽であればその心配はありません。開放感を維持しながら目隠し機能も活用できるため、目隠しフェンスやブロックよりも導入しやすいのではないでしょうか。

植栽と樹脂目隠しのメリットデメリットはこちらをご覧ください。

 

収穫を楽しめる

りんごやみかんなどを植栽すると、収穫の時期を迎えた時に自宅で味覚狩りを楽しめます。地域の気候に合わせて、果物などが育つ植栽を選ぶと、小さなお子さんがいるご家庭でも、自宅で気軽にアウトドアを満喫できるでしょう。

 

季節の移り変わりを楽しめる

植栽は、季節の移り変わりを楽しめるのも大きなメリットです。桜やもみじなどを植栽することで、季節ごとに異なる表情が見られ、四季折々の風景を感じられます。

 

庭木や植栽の剪定は青山にお任せください。

株式会社青山では、稲沢市で25年にわたってお客様に心地の良い空間をご提供しております。新築のお庭づくりやリフォーム・植栽だけでなく、植栽した植木が枯れてしまった場合には、無料で植え替えを行う「枯れ保証」の制度も設けております。

庭木や植栽の剪定に関するご相談やお見積もりは、お気軽に株式会社青山までご用命ください。

庭の植栽と目隠しフェンスどっちがいい?メリットデメリットを比較し解説!

Posted on: 10月 30th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

リビングの横に緑の庭が広がる間取りは、温かな家族団らんをイメージさせる素敵な空間ですね。ただ、道路や隣家からの視線が気になったり、プライバシー保護ができているか心配になったりすることも…。

こうした点を考えると、目隠しとなるフェンスや植栽が欲しくなりますよね。

実際のところ、フェンスを設置するのが良いのか、木を植えたほうが良いのかは、好みや目的などにより変わってきます。

この記事では、フェンスと植栽を採用した際のメリットとデメリットを解説していきますので、庭の目隠し選びで迷っている方はぜひ参考にお読みください。

 

この記事のおすすめポイント

  • 庭の植栽はこまめなお手入れが必要だが、「周りの景色に自然と溶け込む点」がメリット。
  • 樹脂製の目隠しフェンスは「目隠し効果は抜群」だが、植栽に比べて見た目が武骨。
  • 自宅の庭のイメージや、思い描く家に合わせたフェンス選びは業者へ依頼を。

 

庭の植栽のメリットやデメリットは?

目隠しに植栽を選ぶと、緑あふれる優しい雰囲気が庭に広がります。庭と道路の境や、隣家との境界に花が咲く木や季節感のある木を植えると、庭から見える景色も素敵ですよね。ここでは、植栽にはどのような良さや注意点があるのかを見ていきましょう。

 

お手入れや管理が大変だが、見た目が自然で光と風を通す

目隠しに植栽を選ぶメリットは、周りの景色に自然と溶け込む点です。いかにも「目隠しを設置しました」という印象を与えにくいのもメリットのひとつ。

花が咲く木を植えれば庭に彩りがプラスされて、落葉樹であれば葉が赤く染まって移りゆく季節を感じさせてくれます。葉と葉の間から差し込む日差しは心地良く、ほどよい風が通り快適に過ごせるのも庭木の魅力です。

しかし、その快適さは日々のお手入れがあってのことです。落ち葉の掃除や虫の駆除、水やりなど日々のお世話やお手入れは欠かせませんが、植物のある温かな空間を維持し、なおかつプライバシーの保護ができます。

 

植栽は生き物なので、成長する

植栽に期待できるのは、目隠し効果だけではありません。道行く人に咲いた花や緑の美しさを見てよろこんでもらい、近隣の人とコミュニケーションをとるきっかけになることもあります。

日々成長する植物の美しさを保つためには、こまめなお手入れが必要です。
樹高が高くなる木を選んでいた場合、成長するにつれてお手入れが難しくなってくるため要注意です。

例えば木の枝に手が届かなくなり、自分で管理ができず放置してしまったら、見た目が悪くなるだけでなく暗い印象の庭になってしまいます。その場合、安全面も考慮して、業者に剪定を依頼してください。

また、高木ではなくお手入れがしやすい低木を植えるのも良い方法です。綺麗な庭を維持するためにも、低木や家のシンボルツリーにふさわしい木を選び、お手入れと木の成長を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

▶虫がつかないおすすめの低木をご紹介します

▶植栽としてのシンボルツリーにおすすめな常緑樹6種類を紹介!

▶樹木の移植の時期と方法を解説!

 

樹脂製の目隠しフェンスのメリットやデメリットは?

樹脂製の目隠しフェンスは耐久性に優れていて、ささくれなどの心配もいらない安全性の高さ、そして植栽と違いメンテナンスが簡単な点が最大の魅力です。

 

植栽に比べて見た目が武骨だが、目隠し効果は抜群

樹脂製のフェンスには、植栽が持つナチュラルさや、やわらかな雰囲気を求めることはできません。しかし、フェンスの幅次第では、植栽と比べて格段に目隠し効果がアップするのがメリットです。

しかし、あまりにも目隠し機能を重視してフェンス幅を狭くしすぎたり、高くしすぎたりすると、日当たりや風通しが悪くなってしまいます。フェンスは高さや幅をよく検討したうえで選び、設置したほうが良いでしょう。

 

バリエーションが豊富でサイズがピッタリでお手入れが簡単

フェンスを設置するならば、やはり家の外観や庭のイメージに合うものにしたいですよね。樹脂製フェンスはカラーやサイズ、素材、タイプなどのバリエーションが豊富で、理想に近いものが見つけやすいのもメリットのひとつでしょう。

そして、植栽のような日々のお手入れは不要で、定期的な水洗いをするだけで済むため管理も楽です。木製フェンスのようなささくれが出ないため、小さな子供やご年配の方、ペットが触れてケガをするなど事故の心配はほぼありません。

また、初期費用はかかりますが耐久性があり、一度設置すると長く使用できます。このような点から見ても、樹脂製フェンスのコストパフォーマンスはかなり高いことがわかります。毎日のお手入れに時間をかけたくない人や、メンテナンス費用を抑えたい人は、植栽よりも樹脂製目隠しフェンスを選ぶ方が得策です。

目隠しフェンスを設置する際は思い付きで選ぶのではなく、庭のイメージに合うデザインや素材をしっかりと吟味してくださいね。

 

▶お庭の視線を防ぐ!後付け目隠しフェンスを選ぶポイント

 

庭木や植栽の剪定は青山にお任せください。

自宅の庭のイメージや、思い描く家に合わせたフェンス選びに迷ったときには、ぜひ株式会社青山にご相談ください。お客様からのご要望や予算をお伺いしたうえで、デザイン性や使い勝手の良さなどを考慮したご提案をさせていただきます。もちろん、見積もりの作成やご提案は無料です。

すでに植栽されている庭木のお手入れに関しては、剪定や庭の年間管理も承っています。扱っているのは樹木だけではなく、玄関前からのアプローチや外構、エクステリア工事など、お庭づくり全般です。

樹木の苗1本の植栽から高木伐採、抜根、土木工事といった大掛かりな工事まで、どのようなご依頼にも精一杯取り組み、お客様にご満足いただける結果を出すのが青山のモットーです。お客様の庭づくりのお手伝いができることを、楽しみにお待ちしています。

植栽としてのシンボルツリーにおすすめな常緑樹6種類を紹介!

Posted on: 9月 22nd, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

玄関やエントランスにシンボルツリーを植える場合、どのような木が向いているのでしょうか?シンボルツリーは住まいに緑のアクセントを加えるだけではなく、家の「顔」にもなるため慎重に選びたいものです。

今回は、見た目のバランスや、植えた後のお手入れなども考慮しながら、おすすめのシンボルツリーを紹介していきます。

 

おすすめポイント

  • シンボルツリーの役割は「目隠し」「防犯対策」「風よけ」など。
  • シンボルツリーは家の外観にあたたかな印象を与える。
  • 玄関前や人目につく場所に植えるとトレードマークになるメリットも。
  • 「オリーブ」「シマトネリコ」「ホンコンエンシス」「ソヨゴ」「ソテツ」「フェイジョア」がシンボルツリーにおすすめ。

シンボルツリーとは?

シンボルツリーはその名のとおり家のシンボルとなるため、新築時に植栽されることが多い木です。家のスタイルや機能が時代の流れで変わっていくにつれて、建物との調和を大切にした木が選ばれて植栽されています。ここではまず、シンボルツリーが持つ役割や目的、メリットを見ていきましょう。

シンボルツリーが持つ役割や目的

家の周りに花や木が植えられていると、あたたかな印象を与えやすくなります。

シンボルツリーは家のシンボルとして新築時や誕生記念などに植えられることが多く、外構のなかでも一番に目を引く重要な存在です。また、選ぶ種類によって家の印象を変えるだけではなく、ドアの開閉が多い玄関先や道路に面した庭などに植えると、目隠し効果や防犯効果を期待できます。さらに、風除けの役割も担ってくれるのです。

シンボルツリーによって得られる恩恵

シンボルツリーは家の外観(見た目)や生活に、さまざまなメリットを与えます。最大のメリットは、玄関前や人目につく場所に植えると「あの大きな木のある家」というトレードマークになることです。

また、緑があるだけで明るくあたたかな印象の家造りができて、その家で暮らす人にとっても緑のあるスペースは、ホッとできる癒やしスペースとして活用できるでしょう。

そのため、家を引き立たせて癒しを与えてくれるシンボルツリー選びは、大変重要になってきます。選ぶときのポイントとしては、

  • どのようなイメージの家にしたいのかテーマを決めておく
  • 植栽する場所と広さ、方法を確認しておく
  • お世話やお手入れは簡単に済むか

などが挙げられます。

これらのポイントを意識すると、理想のシンボルツリーを見つけやすくなります。

 

シンボルツリーにおすすめな常緑樹6選

木には大きく分けて、1年中緑の葉がついている常緑樹と、季節により葉を落とす落葉樹があります。通年緑のある家にするならば、常緑樹がぴったりです。常緑樹にも成長の早さや害虫のつきやすさ、葉の形状や色などそれぞれに個性があり、どの木を選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。そこで、木の特徴や注意点、お手入れのしやすさから見た、シンボルツリーにおすすめの常緑樹6選を紹介します。

オリーブ

洋風の家に似合う「オリーブ」は、平和の象徴として知られる木です。5月〜6月にかけて白い花を咲かせ、ナチュラルで爽やかな印象を与えてくれます。強い日差しや乾燥にも耐えられる性質のため、暑さが厳しい地方にも向いている木です。

ただ、木の成長スピードがとても早く、7〜8m程にまで大きくなり枝ぶりも広がります。枝を切れば良いと思われるかもしれませんが、切り続けると太く硬い木に変わってしまうため注意が必要です。安らぎを感じる人気のオリーブですが、植栽には広い空間が必要となる木です。

シマトネリコ

「シマトネリコ」は明るく涼やかで、シンボルツリーとして近年人気の木です。暑さに強く強健で、病害虫がつきにくい生育力の強さがあります。樹高は3〜4m程にまで成長し、葉の色は濃い緑色でボリュームも十分です。高さや密度を自分で調整できるため、お手入れのしやすさも人気の理由です。5〜7月には甘い香りのする可憐な花を咲かせて、気持ちを和ませてくれます。

ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)

「ホンコンエンシス」は日本の気候風土に合った木で、葉の緑と黄色のグラデーションや、季節によりほんのりと赤い色が浮かぶ色彩の豊かさが人気の木です。木を植えると害虫に悩まされることも多いですが、ホンコンエンシスは毛虫がつきにくいため、虫は嫌いだけど木を植えたい人におすすめです。5〜6月頃には可愛らしい白い花を咲かせ、長く楽しめるのも魅力のひとつ。

暑さには強い木ですが、乾燥と寒さには弱い特性があります。特に新芽が出て成長する季節は、乾燥で新葉落ちないように水やりには注意してください。また、冬になるとすべてではありませんが葉が落ちるため、目隠し目的での植栽は避けたい種類です。日当たりの良い場所を好むホンコンエンシスは、周囲を妨げるものがない明るい場所への植栽が最適です。日本の四季を楽しむように、葉の移り変わる彩りを鑑賞することを目的にして選ぶと良いかもしれません。

ソヨゴ

秋に赤い実が付き家のアクセントになる「ソヨゴ」は、耐寒性があり日当たりが悪い場所でも枯れることがほとんどありません。風が吹くと葉がこすれ合い、ソヨソヨと音がするため「ソヨゴ」と名付けられました。木には雄と雌があり、赤い実をつけるのは雌です。成長はゆっくりとしたスピードで、3〜6mほどの大きさになります。

注意したいのは、カビの一種・糸状菌が原因の「黒点病」です。もしも発見した場合は、黒い斑点がある葉と落ち葉を除去し、感染を拡大させないようにしてください。害虫はアブラムシやカイガラムシがつきやすいため、日頃から観察しておくと安心ですね。

ソテツ

日本原産の「ソテツ」はヤシの木のような見た目のオリエンタルな木で、リゾート気分が楽しめると、南国風のお庭のシンボルツリーに選ぶ人が増えています。ソテツは遥か昔から姿を変えず原始的な姿を残す植物で、真っすぐな幹に大きな葉が特徴です。手入れをせずとも自然樹形が整っていて、1年でわずか数cm程しか成長しないため、葉の掃除や剪定の手間はほぼありません。

とても丈夫な植物ですが、風通しが悪い環境は根腐れやカイガラムシがつく原因になります。水やりの頻度が多すぎることや、日当たりが悪いこと、寒さなどには注意が必要です。

フェイジョア

「フェイジョア」は、洋風ガーデンや目隠し用の庭木におすすめです。2m程度の低木で大きくなり過ぎず、圧迫感がないシンボルツリーとしても人気があります。オリーブに似た感じの葉は厚みがあって裏表で色が異なり、幹は赤茶色で白壁の外観によく合います。6月には赤と白で色付いた個性的な花を咲かせ、周囲を華やかな雰囲気にしてくれます。お手入れがしやすく、それでいて花や実を楽しめる人気の低木です。

 

庭木や植栽の剪定は青山にお任せください。

家に似合うおすすめのシンボルツリー探しから植栽、剪定などのご相談は「青山」にお任せください。せっかく気に入ったシンボルツリーを植栽しても、なかには剪定などお手入れが難しい木もあります。樹高が高い木や成長が早い木の剪定は、木々の特性をよく知るプロに任せるほうが断然、綺麗に維持できます。

「お庭に花壇をつくり四季の花で一杯にしたい」「ライフスタイルに合わせたお庭に変化させたい」など、理想とする家やお庭づくりのお手伝いをさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしております。

広い庭の外構費用を安く抑えるには?5選紹介!

Posted on: 8月 8th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

広いお庭を今以上に居心地の良い場所へと変化させるために必要な、外構工事。敷地が広いと、それだけ多くの費用がかかってしまいます。外構やエクステリアは建物自体の次に高額なため、少しでも費用が抑えられるとうれしいですよね。

この記事では、外壁工事費用を安く抑えるための方法を紹介しますので、これから外壁工事を行う予定の方は、ぜひ参考にしてください。

 

おすすめポイント

  • 広いお庭の外構費用を安く抑えるためには、「優先順位をつける」ことが大切。
  • 優先順位が高い工事は、「駐車場のコンクリート舗装」「隣地との境界」「門の周り」
  • 外構工事の費用を抑えるポイントは、「門周りはオープン外構にして抑える」「玄関アプローチは、設置自体を見送る」「来客用の駐車場は砕石などを使用して抑える」「フェンス・塀は、デザインや工夫で抑える」「DIYで照明の費用を抑える」
  • 外構工事を業者に依頼すると、イメージと予算に合わせてベストな提案をしてもらえたり、アフターフォローをしてもらえたりといったメリットがあるためおすすめ。

 

広いお庭の外構費用を安く抑えるための優先順位をつける

家のイメージに合わせて理想とするお庭を作ろうと思えば、デザインを選んだり、新しく何かを取り付けたりと、やっておきたい工事が次々に出てくるでしょう。しかし、すべてを叶えるには高額な費用がかかるため、「今しておくべき工事」と「後からできる工事」というように優先度をつけてみると費用が抑えられます。

庭工事で優先度合いの高い工事3選

優先度が高い工事は、「駐車場のコンクリート舗装」「隣地との境界」「門の周り」の3つです。

駐車場のコンクリート舗装

駐車場が土のままだと車が汚れるだけではなく、靴にも土がついた状態で玄関へ向かうため、歩いた道のりすべてが汚れてしまいます。お天気の良い日は砂ぼこりが立ち、雨の日は水たまりや泥ができて掃除も大変ですよね。駐車場のコンクリート舗装は、最優先で行いたい工事です。

隣地との境界

隣の土地との境界は、最初のうちにはっきりと示しておくのが無難です。不動産売買時に境界線があやふやでは、後々トラブルに発展する可能性もあります。高額なものではなくても境界線に柵を作っておけば目隠しにもなり、プライバシーも保護できます。

門まわり

家の顔とも言える門まわりは、多くの人の視界に映るためキレイにしておきたい場所です。インターホンやポストなどは来客の目に触れるものですので、一新しておくと家の印象がガラッと変わりますよ。

庭工事で後回しでも問題のない場所の一例

後回しにしても問題のない場所としては、お庭の芝生化や植栽が挙げられます。

芝生

緑がいっぱいのお庭には憧れますが、天然芝、人工芝のどちらにするとしても初期費用が高く付きます。天然芝は後々のお手入れも意外と大変なため、芝生に変わる庭舗装にしても良いかもしれませんね。最近、注目されているグランドカバー植物もおすすめです。日陰で育つものや、踏んでも平気なもの、石やレンガの隙間や縁取りを目に優しい彩りで飾ってくれますよ。

ガーデニング・植栽

植栽は、お庭の工事が終わってから始めても問題なく行えます。完成したお庭に合う木や花を植えるほうが、しっくりと馴染むかもしれません。

 

広い庭の外構費用を安くする方法5選

工事の優先順位が決まったら、ここからは実際に行う工事の費用を抑える方法を見ていきましょう。デザインや使用する素材に着目していくと、「こんな方法があったんだ!」と新しい発見ができますよ。

門周りはオープン外構にして抑える

門周りは、あえて門やフェンス、塀を設けないオープン外構にすると、工事費や建材にかかる数十万円ほどの費用が抑えられます。オープン外構では視覚的な開放感が生み出され、オシャレな空間に仕上がります。何か付け加えたいものが見つかれば、DIYで自分好みのデザインにしてみるのも楽しいですよね。

玄関アプローチは、設置自体を見送る

玄関から道路までの玄関アプローチは、家の第一印象が決まる大切な場所ですが、費用を抑えたい場合は設置自体を見送るという選択もあります。ただし、土のままで放置するのは見た目の印象もあまり良くないため、歩く場所には飛石を置くのがおすすめです。そのほか、両脇にはカラフルな花を植えて華やかにするなど、ちょっとした工夫とひと手間を加え、手作りのアプローチにする方法も素敵ですよ。

来客用の駐車場は砕石などを使用して抑える

使用頻度が低い来客用の駐車スペースは、費用が高額になるコンクリート舗装をする必要はありません。費用が安い砕石を使用すれば費用が抑えられて、浮いた分を他の工事にまわせます。砕石は踏み固めるとよく締まるため、コンクリートの代わりに使用されることが多い素材です。

フェンス・塀は、デザインや工夫で抑える

費用が抑えられてもオープン外構は抵抗があるという人には、セミクローズ外構をおすすめします。

たとえばフェンスを作る場合、土台となる必要な部分だけに高価な素材を使用し、フェンス自体は安価な金網フェンスで仕上げます。ガッチリとブロックで囲ってしまうよりも、視界が広がり明るくなります。シンプルなデザインが逆にオシャレさをアップさせて、現代風のスタイルに仕上がります。

DIYで照明の費用を抑える

お庭に設置する照明には、防犯やデザイン性を高める役割があります。DIYで後付できるソーラー照明を選択しておくと、自分が気に入るデザインが選べて、イメージするお庭に近づけることが可能です。ソーラー照明なら電気代も削減できて、工事費用も抑えられます。

 

広い庭の外構工事は安くしたくてもプロに任せるべき理由

「外構工事で失敗はしたくないけど、どうしても工事費用を抑えたい!」

と思っても、工事はプロに任せるのが最善です。庭のデザインを考えて、材料の調達から運搬、工事をDIYで行うとなれば、時間も手間もかかります。

業者に依頼すれば費用はかかりますが、庭のイメージと予算を相談すればお客様一人ひとりにベストな提案をしてもらえるでしょう。また、業者に依頼する最大のメリットはアフターフォローがあることです。

愛知県での外構工事のご相談は、「青山」へお声がけください。弊社は25年にわたり造園工事やエクステリア工事など、さまざまな分野でお客様の心地よい空間づくりに携わってきました。お客様のご要望はもちろん、私達が長年培ってきた技術と経験を活かし、満足していただけるようなお庭づくりを提案させていただきます。

広い庭を持て余してませんか?おしゃれに変身させるコツを紹介

Posted on: 7月 5th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

「広いベランダがある家に住んでいるのに、あまり使いこなせていない気がする…」
「自宅の庭をもっとおしゃれな空間にしたい!」

このような悩みをお持ちの方は、少なくありません。

せっかく広いベランダがある家にお住まいなら、しっかりと使いこなしてお家時間を楽しみたいものですよね。

そこで当記事では、広い庭と相性が良い庭のデザインやおしゃれなスタイル例について紹介します。ご自宅の庭のデザインにお困りの方は、ぜひご一読ください。

おすすめポイント

  • 広い庭と相性が良いデザインは、「ウッドデッキ」「ガレージ」「タイルやレンガスペース」「芝生」の4つ。
  • 広い庭を活用した人気の外構デザインには、「南国リゾート風のプライベート庭」や「コンクリート打ちっ放しのモダン外構」「ガーデニングも楽しめるウッドデッキ庭」「レンガを敷き詰めた英国風ガーデン」などがある。
  • 庭づくりに悩んだ際は、プロに相談するのもひとつの手。プロの力を借りることで、自宅に最適な外構デザインを簡単に設計できる。

 

広いお庭と相性が良いお庭デザイン

広いお庭には、どのようなデザインがマッチするのでしょうか。まずは、広いお庭と相性が良いおすすめデザインを4つ紹介します。

ウッドデッキ

「ウッドデッキ」とは、木材や合成木材などで作られた木製テラスのことです。ウッドデッキは、広さによってさまざまな使い方が可能で、BBQやガーデニング以外にも、ペットやお子様の遊び場としても活用できます。

また、広いお庭とウッドデッキの存在感は相性が抜群で、設置するだけでセンスの良いお洒落なスタイルが完成します。

ガレージ

「ガレージ」とは、車庫のことです。お庭の面積を活かした広いガレージを設置することで、車はもちろん、バイクや自転車なども保管しやすくなります。さらに、スポーツ用品やアウトドア用品の収納などにもガレージは役立ちます。

芝生

グリーンが鮮やかな芝生も、広いお庭の方が映えるデザインです。自然ならではのナチュラルな風合いを楽しみたい方は、ぜひ芝生を取り入れてみてはいかがでしょうか。天然芝や人工芝は、広い庭の雑草対策にも効果的です。

タイルやレンガスペース

タイルやレンガを敷き詰めたスペースに、テーブルやチェアを置けば、広いお庭がおしゃれなティースペースに生まれ変わります。さらに、お気に入りの植物や花を植えればカフェにいるかのような上質な空間を演出できますよ。

 

 

広いお庭のおしゃれなスタイル参考例

ここからは、広いお庭のおしゃれなスタイルの参考例をいくつかピックアップして紹介します。ぜひご自宅の外構を検討する際の参考にしてください。

南国リゾート風のプライベート庭

お庭の植栽に、熱帯植物やヤシの木などを採用すれば、南国リゾート風のプライベート庭をつくれます。

特に、屋外用につくられた人工ラタンのガーデンファニチャーやガーデンテーブルを設置すれば、より本格的なプライベート庭の出来上がりです。

まるでリゾート地にいるかのような雰囲気を楽しめるため、お庭でのリラックスタイムがよりリッチな時間となることでしょう。

コンクリート打ちっ放しのモダン外構

洗練されたシンプルなデザインのお庭をつくりたいという方におすすめなのが、「コンクリート打ちっ放しのモダン外構」です。

コンクリート打ちっ放しで仕上げた外構は、スッキリとまとまった仕上がりとなり、水捌けも良いため雑草対策にも有効です。

また、掃除やメンテナンスなどの手間をかけずに美しい状態をキープできます。インテリアグッズを用いればアレンジも自由自在なため、落ち着いた雰囲気がお好みな方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

レンガを敷き詰めた英国風ガーデン

英国風ガーデンは、作り込み過ぎず自然体をモットーにするスタイルです。デザインのバリエーションも豊富なため、ご自宅の雰囲気や好みに合わせてカスタマイズしやすく、飽きることなくオシャレなお庭を楽しめます。

また、使用するレンガによっても仕上がりの印象が変わってくるのが特徴です。あえて違った質感や形のレンガを用いて、オリジナリティ溢れる外構に仕上げてみるのも、英国風ガーデンの醍醐味と言えるでしょう。

ガーデニングも楽しめる、ウッドデッキ庭

プライバシーを守りたい場合や、住宅街の中にあるお家の場合は、ウッドデッキを設置するのがおすすめです。なぜなら、ウッドデッキには家族団らんとしてのスペースはもちろん、周囲からの視線を遮る役割もあるためです。

この際、圧迫感の少ないウッド調のフェンスも併せて設置することで、よりプライベートなくつろぎタイムを過ごせます。外から見ても閉塞感のないおしゃれな雰囲気の外構に仕上がるでしょう。

 

 

まとめ

広いお庭だからこそ、できるデザインはたくさん存在します。

「お庭のスペースが余っていて寂しい印象がする…」と言う方は、ぜひ当記事を参考に広い敷地を活かしたお庭づくりを検討してみてください。

 

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ご自宅のお庭のリフォームご検討の方は、造園造りのプロである「青山」にお任せください!

愛知県稲沢市にある株式会社青山は、創業以来25年間、造園工事やエクステリア工事に携わってきました。

長年の経験や技術を活かし、お客様一人ひとりのご要望やライフプランに合った、お庭づくりを提案させていただきます。和風、洋風を問わずどのようなお庭づくりにも対応可能で、ご自宅の雰囲気にマッチしたお庭を実現します。

愛知県、岐阜県、三重県の施工が可能で、ご相談は無料ですので、少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください。

 

広い裏庭の活用方法とは?3つ紹介!

Posted on: 5月 15th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

広い裏庭をうまく有効活用されていますか?せっかくあるお庭を放置したままではもったいない!趣味に活かしたり、家族や友達が集まる憩いの場にしてみたり、庭の活用法は多々あります。今回ご紹介するのは、広い裏庭のメリットやおすすめの活用法です。お庭をイメージチェンジして、暮らしに快適な空間をプラスしましょう。

 

この記事のポイント

  • 裏庭はガーデニングや家庭菜園、自然を感じる癒しの空間にできる
  • 家と庭が繋がるようなアウトドアリビング的な間取りに工夫すると、楽しみ方がさらに増える
  • イメージする庭の実現は、庭作りのプロに相談

 

広い裏庭のメリットは?

広い庭付きの戸建てに住んだら、どのようなメリットがあるのでしょうか。庭の広い空間があることで、お隣との間に距離ができて、気持ちにゆとりが生まれます。また、完全なプライベートなスペースのため、その家に暮らす人達の大切な思い出作りの場所にもできるのです。

 

自然を感じる機会

裏庭があると隣家との間に空間ができて、日当たりや風通しが良くなるメリットがあります。遮るものがなくなり家の中まで日差しが届くため、室内だけでなく気分も明るくなりますね。リビングやキッチンから庭が続く、アウトドア的な間取りならなおさらです。

四季折々の花や木を植栽しておくと、自宅に居ながら季節が感じられて、最高のリラックス空間にも!ご自宅でお仕事をされている方も、自然を感じホッとひと息つけるお気に入りの場所になるはずです。

 

家族や友人との関係づくり

子どもがいるご家庭なら、庭を子どもの成長に合わせた遊び場にできます。砂場や滑り台などの遊具を設置したり、夏はプールを置いて水遊びをしたり、友達を呼んでバーベキューやパーティを開催しても楽しめますね。気候の良い時期には外の空気に当たり、気分を変えて庭で食事なども素敵な時間です。小さい子どもやペットがいるなら、地面に芝生を植えておくと足の負担が軽減され安心して遊ばせられますよ。

 

広い裏庭の活用方法は?

誰もが憧れる広いお庭があれば、子どもの遊ぶ遊具を置いたり、四季の花を植えてガーデニングを楽しんだり、いろいろな使い方ができます。ちょっとした工夫をプラスして、ライフスタイルに合わせた庭作りを始めましょう。

 

ガーデニング

お花が好きな人は、庭でガーデニングを始められます。好きな花を植えて植物が育っていく様子や、季節ごとの彩りが楽しめるのはガーデニングの大きな魅力です。花が咲いていると庭が華やかになり、気持ちが明るくなりますよね。シンボルツリーを植えて、家族みんなで成長を見守るのも楽しみの一つです。

 

家庭菜園

実や果実が成る植物や野菜を植えて収穫を楽しむ「家庭菜園」もおすすめです。プランターなどでも野菜を育てられますが、広い庭があるのであれば本格的な家庭菜園を始めてみてはいかがですか?野菜は地植えすると根が広く伸ばせるため大きく育ちます。家庭菜園を作る場所は、日当たりが良く、強風や室外機の風が当たらない場所がベストです。

野菜の苗や種を植えてから、毎日の水やりや草抜きなどのお世話は大変ですが、実や果実が成り収穫できる時期を迎えた時の嬉しさは格別です。自分で育てた野菜は多少形が悪くても、とても愛おしくて美味しく感じられることでしょう。

 

雨水タンクや生垣

ガーデニングや家庭菜園をすると毎日の水やりが必要です。広い庭となると水道代も結構かかってしまうため、庭に雨水タンクの設置を検討してはいかがでしょうか。雨水流出抑制にもなるほか、雨水を集め貯水した水で花や野菜の水やり、洗車用の水に使用できます。

庭の目隠しに生垣を植えてみるのもおすすめですよ。生垣は敷地と道路の境界に設置する場合、ブロック塀やフェンスなどで対応できない部分を補ってくれるメリットがあります。使われる木や見た目のバリエーションが豊富で、高さや幅も好みで選べるため、イメージに合う庭に近づけられるかもしれません。また、生垣は緑色を見せる面積が広く緑化促進にも貢献できます。

自治体によっては、雨水タンクや生垣の設置費用の一部を助成金として交付する制度があります。設置の際には、一度確認してください。

 

広い裏庭の庭づくりを業者に依頼するポイント

イメージする庭作りは、できればなるべく費用を抑え手作りしたいですね。しかし、大きな庭のリフォームやメンテナンスとなれば庭造りのプロにお任せすることをおすすめします。憧れる庭のレイアウトがあっても、庭のある場所や広さ、日当たり、近隣との関係など、条件によっては難しい場合があり、素人が庭造りをするには無理があります。

プロである業者はできるできないの判断が明確で、一番良い方法をアドバイスし柔軟な対応を取ってくれるでしょう。業者に依頼する時には、求める庭の条件や予算を最初にきちんと伝え、相談にのってくれる業者を選んでください。

 

造園工事はお庭やエクステリア専門の「青山」にお任せください!

庭造りに関するご相談はお気軽に「青山」へお声がけください。弊社では庭のレイアウトから雑草対策、植栽、外構工事からエクステリアに関することまで、すべてトータルで行っております。そのため青山の強みは、お客様のご要望を直接お聞きして最良となるご提案とサービスができることです。

庭は完成して終了ではありません。そこで暮らす人々の生活や家族構成とともに庭もその都度変化させ、成長を楽しむ場所です。お客様の思い出を庭でたくさん作っていただけるような、あたたかで優しい庭造りのお手伝いをいたします。

樹木の移植の時期と方法を解説!

Posted on: 4月 24th, 2023 by admin_aoyamazouen No Comments

樹木の移植を考えるタイミングは、家の建て替えやリフォームがほとんどです。庭木の移植は木に負担をかけるため、失敗すると大切に育ててきた木が移植後に枯れてしまう場合もあります。

「移植は木を動かすだけ」と思われがちですが、木の種類によって最適な時期が異なり、さらに細かな手順があるため、知れば知るほど難しいと感じるかもしれません。その場合は無理をせず、プロにお任せするのも樹木を守る方法です。この記事では、樹木の移植に最適な時期とその方法を解説しますので、参考にお読みください。

 

この記事のポイント

 

  • 樹木の種類により移植に最適な時期が異なる
  • 2m前後の高さの木は根回し・剪定が重要
  • 移植は素人には難しいことが多く、プロにお任せするのが一般的

 

 

樹木の移植に最適な時期は?

樹木の移植を早急に行わねばならないのは、

  • 土から木の根が見えている時
  • 木の根っこ周りの水はけが悪い時

です。

通常であれば土の下にあるはずの根が見えているのは、根詰まりが起きていて広がるスペースがない状態です。このまま放置すると木の成長が止まってしまう可能性があります。また、木の根元に水たまりが出来ている場合は水はけが悪くなっているため、根腐れして木が枯れてしまいます。この2つの状況でなければ、樹木の種類に合わせた一番良い時期に移植するのが最良です。

 

常緑樹の移植の場合

1年を通して幹や枝に葉がついている、松・ツツジ・サザンカ・モチノキ・シマトネリコなどの常緑樹は、霜がなくなり芽が動き出す前の3月下旬から4月上旬が移植に最適な時期です。

「新芽が出る前なら冬でも良いのでは?」と思われるかもしれませんね。常緑樹は冬でも葉があり水を吸い上げていることから、冬に移植すると水が吸えなくなり木が枯れてしまう可能性があります。そのため、冬の移植は避けて、成長が盛んになる春先から夏に向けた時期の移植が最適なのです。

 

落葉樹の移植の場合

季節ごとに色づき楽しませてくれる落葉樹には、モミジ・ウメ・サクラ・サルスベリなどがあります。移植に最適な時期は、葉が落ちたあとの休眠時期に当たる11月下旬から3月です。

この時期は樹木の重要部位である根の動きがゆっくりとなり、植え替えをしても影響はほとんどないからです。来年も、また次の年もキレイな花と彩りを見せてくれるように、大切に守ってあげたいですね。

 

樹木の移植の方法とは?

せっかく根付いた場所からの植え替えは、木にかなりの負担がかかってしまいます。木にとって最も重要な部分は、「根」です。幹を支える太い根と、水分や栄養分を吸い上げる細い根がありますが、細い根は特に大切な部分で、扱う際には注意が必要です。ここからは、木を移植する手順を説明していきましょう。

 

根回し

移植する木には「根回し」が必要です。特に植樹してから5年以上経つ木は根がしっかりと張っていて、根回しを行わずに適当に根を処理すると、栄養分や水を吸い上げられなくなり枯れてしまうからです。

この頃になると木の高さは2m前後にまで成長しているため、高さを目安にしておくと分かりやすいでしょう。

  • 高さ2mまでの小さな木…根の先端を切断する。
  • 高さ2m以上の木…太い根は表皮を剥ぎ取り切り取り、細い根を出しておく。茶色や黒色の根は中が空洞のため切り取りOK。白い根は生きている証拠です。切り取らずに、そのまま成長させてください。

※注意点

上記の状態にしたら半年〜1年ほど待ち、新たな細い根が成長して出てきたら移植ができる合図です。

 

枝抜き・間引き剪定

根回しの次に行うのが、「枝抜きと間引き剪定」です。木に負担をかけずに成長させるためには、根回しで根を切られた分、水分の蒸発量を減らさねばなりません。枝葉の量を減らしてこれを調節することで、見た目にもスッキリさせられます。

 

掘り起こし・樹木の移植

剪定が済んだら、いよいよ樹木の移植です。庭木を抜いたら、根に付いている土を三分の一ほど落とします。土を残しておくと、植え替え後にも新しい土に馴染みやすくなるためです。

長過ぎる根はこの時に、もう一度切り揃えてから新しい場所へ移します。根の周りに土を優しく埋めたら、根本に軽く土をかけて押し、水をたっぷりと与えれば移植は終了です。新しい場所を気に入ってもらえるように、潤いと休息を与えてあげましょう。

 

樹木の移植を依頼する際に意識しておくポイント

庭づくり ポイント

樹木の移植は小さな木であれば自分でも行うことができますが、自分の背丈を超す高さの木となれば、素人には難しい作業となります。そのため、庭木の移植は専門業者に依頼するのが一般的です。

移植の際には説明した手順のほかにも、天候の影響、害虫駆除や庭全体のバランスなど、専門知識が必要となる問題が起きる可能性があります。長年、大切に成長を見守ってきた樹木に、これからも美しい花を咲かせ四季を感じる演出をしてもらうためにも、移植は庭木のプロにお任せするのが最善です。

 

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お庭のイメージ作りから庭木のお手入れ、造園工事まで、お庭に関することはどのようなことでも「青山」にご相談ください。

お庭はレイアウトを変えるだけで雰囲気が変わり、家族や友人が集まる心地よい場所になります。家族構成やライフスタイルによっても、目的や必要とされるものが変わってくるのがお庭です。

青山では長年の経験や知識を活かして、お客様のイメージするお庭にワンポイントプラスできるお庭作りのお手伝いをさせていただきます。